工業・情報化部の責任者はこのほど、「現在まで、中国のインダストリアルインターネットはすでに45の国民経済大類で導入されており、研究開発・設計、生産・製造、マーケティングサービスなどの各部分をカバーしている。産業規模は1兆元を超える。4年余りの実践を経て、中国のインダストリアルインターネットは無から有に変化し、ネットワーク・プラットフォーム・セキュリティの3大体系を構築した。体系的発展で世界の先頭集団に立った」と述べた。
実体経済のデジタル化モデル転換を支援。インダストリアルインターネット標識解析体系を構築し、12万社をサポートしている。医薬品、船舶、自動車製造などの34の重点業界を網羅。国レベル・業界レベル・企業レベルの多層的なインダストリアルインターネット体系を初歩的に構築した。一定の影響力を持つインダストリアルインターネットプラットフォームは現在すでに150を超え、工業設備接続数は7800万台(セット)を超え、160万社超の工業企業をサポートしている。国・省・企業の3レベルが共に連動する技術観測サービス体系がほぼ完成しており、インダストリアルインターネット企業サイバーセキュリティ類別・レベル別管理試行活動が進められている。
産業融合の導入と発展をけん引。導入範囲の拡大が続いており、インダストリアルインターネットが製造業からエネルギー、電力、交通、採掘などの各分野に持続的に拡張している。サービス範囲が経済建設から安全生産、緊急保障、公共ガバナンスなどの分野に拡張している。導入の程度が持続的に深まり、インダストリアルインターネットが設計・研究開発、生産・製造、運営管理、販売サービスへの拡張を加速してる。工業・情報化部の調査データによると、企業の83%がインダストリアルインターネットの導入後に生産・経営効率が大幅に向上したと回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月6日