6月に入って以来、A株市場の取引高が明らかに回復した。6月21日、A株市場の取引高は8取引日連続で1兆元を突破した。6月の14の取引日のうち、取引高が1兆元を超えたのは11取引日だった。「北向資金」(香港市場を通じてA株に流入する資金)の流入状況を見ると、月内の変動が大きいにもかかわらず、全般的には買い越しとなっており、累計買い越し額は478億9900万元に達した。
複数の要因でA株市場の魅力が増しているのが、機関投資家の一般的な見方だ。目下、市場の短期的な変動リスクには依然として注意が必要だが、今後のA株市場の流れは中国経済のファンダメンタルズにかかっているとみられる。中長期的に見ると、企業の利益が徐々に改善されることで、世界の資本はA株に流入し続ける予想だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月22日