商務部の束珏婷報道官は23日の記者会見で、米国が対中関税の緩和を検討していることを明らかにしました。
束報道官は、「中国側は一貫して、対中追加関税をすべて撤廃することが、中国だけでなく米国の利益にもなり、さらには世界の利益にもなると認識している。インフレが急速に進行する現状にあって、対中追加関税を早期に撤廃すれば消費者と企業はより早く恩恵を受けることができる。中米双方は互いに歩み寄り、共に努力し、経済貿易協力のための雰囲気と条件を作り出し、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定を維持して、両国民と世界の人々に幸せをもたらすべきだ」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2022年6月25日