文化財・芸術品取引からデジタ文化創意製品コレクションなど、上海自由貿易区保税区域は税関特殊監督管理エリアの機能を発揮し、文化貿易及び文化産業の強化を続けている。今年1−5月には1800点を超える文化財・芸術品の出入境手続きが完了しており、その価値は総額30億元超にのぼった。
上海自由貿易区保税区域は国内で最も早く芸術品取引及び文化貿易の模索を始めたエリアの一つだ。保税区文化セクター運営の主体である上海自由貿易区国際文化投資発展有限公司の胡環中会長は、「芸術品貿易円滑化措置の持続的な掘り下げにより、2013年から現在までの自由貿易区の芸術品出入境貨物の価値が累計で700億元を超えている。うち2021年は175億元超で過去最大となった。感染対策期間中、保税倉庫に残った操作人員は文化部門のリモート指導を受け、400点超の価値にして7700万ドル超の文化財のオンライン検査を完了した。感染対策期間中であっても、競売会社、芸術機関、コレクターの手に届くようにした」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月27日