工業・情報部(省)の張雲明副部長はこのほど北京で行なわれた中国計算力会議の記者会見で、「中国の計算力の5年間近くの平均増加率は30%を超え、計算力の規模は世界2位だ」と述べた。光明網が伝えた。
具体的なデータを見ると、2021年末現在、中国のデータセンターの規模は19インチラック520万台を超え、平均稼働率は55%を超えた。稼働中のデータセンターのサーバーは1900万台に上り、ストレージの容量は800EB(エクサビット、1EBは1024ペタビット)に達した。計算力の全体的規模は140EFLOPS(浮動小数点演算を1秒間に100京回行うことを示す単位)を超えた。
統計によれば、21年末現在、全国で稼働中の超大型・大型データセンターは450ヶ所、スマート計算センターは20ヶ所を超えた。12年から21年までの間に、中国のデジタル経済の規模は11兆元(1元は約20.1円)から45兆元に増加し、国内総生産(GDP)に占めるデジタル経済の割合は21.6%から39.8%に上昇した。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年7月2日