ETF相互取引の始動、中国資産への国際資本配分を後押し

中国網日本語版  |  2022-07-10

ETF相互取引の始動、中国資産への国際資本配分を後押し。中国本土と香港地区の株式市場相互取引メカニズムでETFの取引が7月4日に開始された…

タグ:中国資産

発信時間:2022-07-10 16:40:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 対外開放が加速する中で、中国資本市場への外資流入も加速度的に進んでいる。


 7月4日時点で、ストックコネクトを通じた上海と深圳への資金純流入額は約1兆7100億元、香港地区への資金純流入額は約2兆3900億元に上る。うち2021年の香港地区から北側の中国本土へ向かう「ノースバウンド」の資金純流入額は4321億6900万元と、過去5年間で最高となった。


 活力と靭性のある資本市場はオープンかつ包摂的だ。A株市場のパフォーマンスは近年、十分な靭性を示していると言え、特に今年5月以降は不安定な外部の株式市場に影響されずに反発相場を演出し、「避難港」という中国資産の属性がノースバウンドの資金流入を再び加速、今年6月から7月4日までの純購入額は774億6100万元に上った。


 中国経済に対して長期的に強気の見方がある中、海外の著名機関は相次いで中国資産に資金配分する方針を明らかにしている。ゴールドマン・サックスは中国市場を「素晴らしいチャンス」と強調。ETFが相互取引の対象となった初日にゴールドマン・サックスは、コア資産やテーマセクターをカバーするETFの全体的なカバー範囲が広がり、間接的に投資家が優良なA株や香港株の資産に配分する越境資金を増やせるようになるため、投資家の中でも特にノースバウンド投資家は長らく、ETFが相互取引の対象になることを期待してきたと説明した。今後はETF相互取引メカニズムを通じて、中国の金融市場に流入する外資が増える見通しだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月10日


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