高い基準、持続可能性、民生への恩恵という目標に基づき、今年に入って中国基準で建設されるインフラプロジェクトが海外で加速し、ハイクオリティな「一帯一路」共同建設のシンボル工事が進んでいる。
東南アジアで初めて設計時速が350kmに達する高速鉄道の雅万(ジャカルタ・バンドン)高速鉄道は今月初めからレール敷設を始めており、全線の総重量3万8000トン上るレールは中国基準で生産された。中国とインドネシアの「一帯一路」構想のシンボルプロジェクトとなる雅万高速鉄道は、中国の高速鉄道に関する全てのシステム、要素、産業チェーンが海外で導入される事例だ。
中国の鉄道1級基準に基づき設計・建造され、両国が共同で運営する中国・ラオス鉄道は開通の7カ月後にビエンチャン南駅の改築が完了、貨物路線がタイにつながり、アジア横断鉄道網の中間ルートを切り開いた。
インフラは硬くつながり、制度と規則は緩くつながっている。中国を中心にフランス、ドイツ、日本など10カ国以上の専門家が4年をかけて編集した「高速鉄道設計・インフラ」基準がこのほど、国際鉄道連合から発表・実施され、高速鉄道インフラ設計の分野で初の国際規格となった。
今年に入って「中国基準の海外進出」が加速し、電力工学、交通運輸、通信建設、石油化学工業など多くの分野で優れた成果をあげている。プロジェクト実施国のインフラ建設の基準体系を改善するだけでなく、現地の経済発展と住民の生活に目に見える変化をもたらした。
最新の統計によると、中国基準は「一帯一路」沿線国で建設中の重点インフラプロジェクトのうち3分の1以上で採用され、ハイクオリティな「一帯一路」共同建設を技術的に支えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月17日