過去40年で最も深刻なインフレが米国の家庭に衝撃を及ぼしている。ある最新調査によると、米国の75%の中所得者が「所得で生活費を賄えなくなった」と回答している。米CBSが19日に伝えた。
米金融サービス会社のプライメリカは6月上旬、所得が3−10万ドルの米国人1400人を対象に調査を実施した。同社のウィリアムズCEOは、これらの米国の中所得者は財務面で、新型コロナウイルス流行当初よりも大きな圧力を受けていると述べた。2020年12月と比べ、「所得で生活費を賄えなくなった」とした米国の中所得者の割合は16%上昇し、6月に75%にのぼった。
調査によると、これらの米国の回答者が最も関心を寄せている財務問題はインフレで、次に食品・天然ガス価格だった。ガソリンや食品などの商品価格が急騰し、米国の家庭の予算を奪っている。「米国が年内に景気後退に陥る」とした回答者は8割弱。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月21日