広州港南沙港区第4期工事の全自動化埠頭が28日、正式に稼働した。これは粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)初の全自動化埠頭であり、北斗即位、5G通信、人工知能、全自動運転などの最先端技術を集中して応用し、設備の建造からシステム開発まで国産化を実現した。
広州港南沙港区第4期工事の全自動化埠頭は珠江口に位置し、珠江水系内陸河輸送ネットワークと深水海港はここで交わり、港区内の南沙港鉄道を通じて、河川・海洋・鉄道マルチモーダル輸送を実現できる。
同埠頭には4つの10万トン海洋船バースとコンテナ船バースが建設され、設計年通過能力は490万TEUである。
同埠頭では、初めて北斗測位自動運転スマートけん引車が使用されている。けん引車がコンテナを運搬する際に、北斗、レーザーと視覚測位技術を利用しているため、磁気マーカーを利用する必要がなく、走行経路はより柔軟に調整でき、電力がなくなれば自動充電を行うことができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月29日