国家発展改革委員会(発改委)の金賢東報道官は16日の会見で、「今年の夏入り後、持続的かつ広範囲の猛暑、経済成長の再開などの影響を受け、全国の電力消費の需要が持続的に拡大している。同時に降水の減少、水力発電の出力の不足により、発電用石炭の供給サポートが持続的に大きな圧力に直面している」と述べた。
金氏によると、中国は石炭の先進的な生産能力・生産量の引き出しを急ぎ、発電用石炭中長期契約の履行に全力で取り組み、輸送サポートの強化に力を入れ、発電用石炭の供給サポートの積極的な成果・効果を促している。
今年1−7月の全国の一定規模以上の工業発電量は前年同期比1.4%増で、伸び率が上半期を0.7ポイント上回った。全国の全社会電力消費量は3.4%増で、うち第一次産業は11.1%増、第二次産業は1.1%増、第三次産業は4.6%増、住民生活の電力消費量は12.5%増。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月17日