中国の文化産業と観光産業はすでに、徐々に経済成長の新たな原動力、新たなエンジンになろうとしている。文化・観光部の饒権副部長は24日に開かれた、「中国のこの10年」をテーマとする会見で、「中国共産党第18回全国代表大会以降、文化・観光市場の活力が効果的に引き出され、市場主体がモデル転換と高度化を急ぎ、市場体系がより繁栄し秩序正しくなっている。昨年末現在で、全国の文化市場経営機関が19万1000社、就業者が151万1400人にのぼっている」と述べた。
中国のデジタル文化産業が急発展している。製品の供給が日増しに豊富になり、産業融合が消費の潜在力を引き出している。5G、ビッグデータ、AR、VR、人工知能、超高画質などのデジタル技術が文化・観光業界で広く導入されている。オンライン配信、デジタル芸術、没入型体験などの新業態が急発展し、中華文化の特色が鮮明な一連のデジタル文化優良品が次々と登場している。文化・観光の業態融合、製品融合、観光芸能、レッドツーリズム、アグリツーリズム、文化遺産旅行が力強く興隆している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月25日