上海協力機構(SCO)は近年、グリーンエネルギーや現代農業などの協力の成長源を積極的に構築し、グリーンで低炭素で持続可能な発展などのプロジェクトを支持している。一連のグリーン経済や食糧安全などの協力文書に署名している。
各国の専門家は、各国はSCOの枠組み内で生態環境保護及びグリーンな経済協力を積極的に展開しており、SCOの持続可能な発展における効果が日増しに拡大しているとの見方を示した。
手を携えエコ文明を守る
2019年にタシュケントで「SCO都市生態福祉発展計画」が署名され、2021年にドゥシャンベで「『SCO加盟国環境保護協力構想』2022−24年実施措置計画」と「SCOグリーンベルト綱要」が採択された。これらの文書はメカニズムから着手し、SCOの生態環境保護協力を促進し、人と自然の調和的な共生を目指す。
ネパール・トリブバン大学のBalmukunda Regmi教授は、「『SCOグリーンベルト綱要』は意義重大だ。SCOが掲げた環境保護発展モデルは、生態保護と同時に各国の経済発展を保証する」と述べた。
英オックスフォード大学中国センター長のRana Mitte教授は、「気候変動への対応、生命科学、高齢化、再生エネルギー技術などの各分野で、SCOは科学者の国境を跨ぐ活動を支援できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月16日