国家統計局の最新データによりますと、これまでの10年間、中国の固定資産投資の規模は安定した成長を見せ、建設規模は拡大を続けており、内需拡大や経済成長の安定に重要な役割を有効に発揮しているということです。
2013年から2021年まで、中国における社会全体の固定資産投資は総額409兆元(約8828兆円)に上り、年平均成長率は9.4%に達し、社会固定資産投資の総額は、2012年の28兆2000億元(約567兆3000億円)から2021年の55兆3000億元(約1112兆5000億円)まで拡大しました。
また、経済成長に対する投資の貢献度については、2013年から2021年までの全国の総資本形成の年平均成長率は43.9%となり、産業別で見ると、第1次産業、第2次産業、第3次産業の投資の年平均成長率はそれぞれ13.9%、5.9%、8.9%で、第1次産業の成長率は全投資総額を4.2ポイント上回りました。
また同期間、中国のインフラ投資額は年平均12.0%、公共施設管理への投資額は年平均11.4%、ハイテク産業への投資額は年平均16.3%の伸びを示したということです。
「中国国際放送局日本語版」2022年9月25日