国家発展改革委員会は28日、「農村振興戦略計画(2018-22年)」の実施から5年に渡り、中国の農村産業が新たな発展を実現し、農村生態に新たな情景が見られ、多くの農民の達成感・幸福感・安心感が大幅に強化されたと発表した。
5年間に渡り、農業供給側構造改革が掘り下げられ、全国の食糧生産量が6500億キログラム以上で安定した。綿、油、砂糖、肉、卵、ミルクなどの主要農産物が十分に供給された。
昨年の農業科学技術進歩寄与率は2017年比で3.5ポイント増の61%で、農作物耕作・栽培・収穫総合機械化率は6ポイント増の72%超だった。
昨年の全国農産物加工転化率は70.6%で、農村の第1・2・3次産業が深く融合した。レジャー観光、農村ECなどの新産業及び新業態が力強く発展し、農村の革新と創業の活力が絶えず引き出された。
農業のグリーン発展水準が大幅に上がった。化学肥料及び農薬の使用量は長年マイナス成長を維持しており、家畜・家禽の糞の総合利用率が76%に達した。農村の居住環境が大幅に改善され、衛生トイレの普及率が70%を超えた。農村社会総合サービス施設の普及率が2017年より40ポイント超の増加となった。
全国農村部住民平均可処分所得は2017-21年に実質28.9%増となり、都市部・農村部住民の所得格差が2.71倍から2.5倍に縮小した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月29日