工業・情報化部中小企業局の梁志峰局長は先ほど、「中国はこの10年で中小企業の発展を促進する政策体系及びサービス体系の改善を続けた。発展環境が絶えず最適化され、中小企業はスムーズかつ優れた発展の流れを示し、経済・社会の発展の全局面に重要な貢献を成し遂げた」と述べた。
梁氏によると、昨年末現在の全国の中小企業及び零細企業は4800万社にのぼり、12年末比で270%増加した。中国の1000人あたり企業数は34.28社で、12年末の3.4倍となった。中国の昨年の1日平均新設企業数は2万4800社で、12年の3.6倍だった。急速に発展・成長する中小企業は、数が最多で活力が最大の企業群であり、中国の経済・社会発展の主力軍になった。
中国の昨年の一定規模以上の工業中小企業の平均売上高営業利益率は6.2%で、12年末を0.9ポイント上回った。発展の質と効果が絶えず改善されている。大量の新技術、新産業、新業態、新モデルが中小企業から生まれている。
梁氏は、「この10年を振り返ると、中国の中小企業は百年に一度の変局と世紀の感染症といった数々の困難と試練を耐え切り、高い強靭性と大きな活力を示した。中小企業の生産・経営は今年1−7月に安定しつつ好転し、高い強靭性を示し、国民経済の平穏運行に向け基礎をしっかり固めた」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月1日