カンボジアで中国企業が投資・建設・運営を行う、プノンペン-シアヌークビル高速道路が10月1日、試験運用を開始しました。プノンペン-シアヌークビル高速道路は、カンボジアの首都プノンペンと南部の港湾都市シアヌークビルを結びます。
同日、試験運用開始を記念したイベントが、高速道路の起点のプノンペンと終点のシアヌークビルの双方で同時に行われ、カンボジア公共事業運輸省の高官、シアヌークビル州知事、そして中国企業の代表らが出席しました。
カンボジア公共事業運輸省の高官はプノンペン-シアヌークビル高速道路の試験運用開始に祝意を示したうえで、中国政府によるカンボジアのインフラ建設への貢献に感謝を述べました。また、プノンペン-シアヌークビル高速道路が開通すれば、プノンペンからシアヌークビルまでの車による移動距離が大幅に短縮され、所要時間も従来の5時間余りから2時間以内となり、人々の移動に大きな利便性をもたらし、経済成長に寄与すると強調しました。
なお、プノンペン-シアヌークビル高速道路は、カンボジアにおける初の高速道路だということです。(RYU・MI)
「中国国際放送局日本語版」より 2022年10月3日