国家外貨管理局がこのほど発表した『2022年上半期中国国際収支報告書』によると、2022年6月末の中国の対外金融資産は9兆1563億ドル、対外資産負債は7兆746億ドルで、基本的安定を維持しています。対外純資産は2兆816億ドルで、2021年末から5.0%増加しました。
報告書によると、対外資産のうち準備資産は依然としてトップを占め、民間部門が保有する資産の割合は上昇を続けています。2022年6月末の中国の対外金融資産のうち、国際準備資産は3兆2466億ドルで、中国の対外金融資産総額の35%と対外資産のトップを占め続け、2021年末と比較して1.3ポイント低下となっています。直接投資資産は2兆6039億ドルで、資産総額の28%を占め、2021年末から0.7%ポイント上昇しました。証券投資資産は1兆196億ドルで、全体に占める割合は11%となり、2021年末から0.6%ポイント上昇しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年10月7日