中国物流・調達連合会は8日、9月の中国物流業景況指数は前月比4.3ポイント増の50.6%で、景況改善・悪化の分岐点となる50より上に戻ったと発表した。具体的に見ると、新規受注指数が大幅に伸び、業務量の伸び率が上がり、企業運営指標に好転の兆しが見えた。
地域別に見ると、東部・中部地区の物流業景況指数は前月比で大幅に伸び、回復をけん引する主な原動力になった。特に中部地区は9月以降、物流が最も活発な地域となっている。
また9月の全国物流インフラはほぼ円滑で、EC物流業務量と新規受注指数が大幅に伸びた。エネルギー物流の支えを受け、鉄道輸送が高水準の運行を維持した。
「中国国際放送局日本語版」2022年10月9日