中国農業農村部の最新の調査によると、全国の秋季の食糧収穫が折り返し地点を通過し、収穫のピークを迎えている。
黒竜江省は全国最大の大豆生産地で、栽培面積で全国の半分弱を占めている。綏化市蘭西県の今年の大豆栽培面積は前年比5万ムー増の16万6000ムーにのぼった。
山東省慶雲県の面積5万2000ムーの高生産量模範エリアのトウモロコシが最近、豊作を迎えた。高基準耕地改良、耕地及び農家への科学技術サービスなどの措置により、トウモロコシの1ムーあたり生産量が685キロを超え、現地の大面積単位面積あたり生産量の新記録を樹立した。
江西省宜春市袁州区の面積42万ムーの稲が豊作を迎えた。現地は今年、食糧流動品質検査チームをつくり、品質検査を耕地で行った。同時に農家に代理刈り取り、代理輸送、代理乾燥など一連のサービスを無料で提供した。
河南省濮陽県は今年の秋季収穫で産業構造の最適化・調整に取り組み、特色ある落花生産業を育成し発展させた。全県の面積6万ムーの、油分が多く品質が優れた高オレイン酸落花生が今年、豊作を迎えた。1ムーあたり生産量は最大485キロで、現地の新記録を樹立した。
全国の現在までの秋季収穫食糧の収穫面積は6億7200万ムーで、51.5%を終えた。1日平均収穫面積は約3500万ムー。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月9日