中国の製造業に期待感、高水準外資プロジェクトが集まる

中国網日本語版  |  2022-11-25

中国の製造業に期待感、高水準外資プロジェクトが集まる。

タグ:製造業 外資プロジェクト

発信時間:2022-11-25 14:33:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 政策のメリットが持続的に引き出されると同時に、製造業外資プロジェクトも次々と実施されている。これには研究開発生産拠点などの重大新設・増築・高度化プロジェクトが含まれる。

 

 成都市では、テキサス・インスツルメンツ製造拠点増築プロジェクトが実施されている。これはエンドツーエンドの一体型製造拠点で、ウエハ製造、パッケージング、テスト、バンピング、ウエハテストを一体化させている。拠点内の2軒目のパッケージング・テスト工場(CDAT2)は年内に設備設置・調整を終える。

 

 テキサス・インスツルメンツ副総裁、中国区総裁の姜寒氏は、「成都製造拠点内の増築プロジェクトは間もなく完了し、来年の年初にも稼働開始する見込みだ。中国市場を深く耕したい」と述べた。

 

 増築や高度化の他に、多くの新規プロジェクトが始まっている。先ほど光学・光電子分野を専門とするグローバル企業のツァイスが正式に、蘇州「鳳栖」プロジェクトの建設を開始した。同社の中国におけるよりハイレベルな研究開発・製造重要拠点を建設し、工業品質、研究用顕微鏡、手術用顕微鏡、眼科設備などの各事業部門に現地化研究開発・生産サービスを提供する。

 

 また独BASF広東湛江一体化拠点が着工され、エアバス中国研究開発センターが蘇州工業団地に入居した。一連の製造業外資ビッグプロジェクトの実施・建設が加速している。

 

 具体的な分野を見ると、電子情報、化学工業、エネルギー、自動車などが外資の事業展開の重点になっている。例えば今年に入り自動車製造分野の外資持株比率の全面的な規制撤廃に伴い、自動車関連産業も外商投資の重点になっている。VW、ヒョンデ、スカニアなどの外国自動車メーカーが次々と対中投資を拡大し、イートン・カミンズなどの自動車部品メーカーの対中投資拡大をけん引した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月25日


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