中国物流・調達連合会が29日に発表したデータによると、1−10月の全国の社会物流総額は275兆4000億元で、比較可能な価格で計算すると前年同期比3.6%増と、伸び率が1−9月を0.1ポイント上回った。年内の動きを見ると、第3四半期以降に社会物流総額の伸び率が累計で小幅上昇を維持しており、物流の需要が徐々に回復する流れを呈している。その経済への支援効果は依然として顕著だ。
1−10月の物流業総収入は前年同期比5.8%増の10兆3000億元で、伸び率は1−9月より0.1ポイント低下したが、依然として同期の社会物流総額と社会物流総費用の伸び率を上回った。これは物流業界の経営が基本的に安定していることを意味する。
中国本土企業ソフトパワー研究センターの周錫氷研究員は、「物流企業はサプライチェーンのサービス水準を高め、モデルのイノベーションを急ぎ業務の質を高め、輸送力集中調達などの各種手段により経営の質を上げ、ランニングコストを引き下げる必要がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月1日