地熱暖房供給は近年、一部地方の一般世帯に進出している。天津市河西区の長達公寓と玫瑰花園の1382世帯は近年、深さ1680メートルの一対の地熱井を熱源としている。
天津市地熱開発有限公司生産技術部副部長の李博氏によると、深井ポンプが高温の地熱水を地下から汲み上げ、熱交換器により各世帯の暖房水と熱交換を行い、熱を各世帯に送る。熱交換後の地熱水は地下に戻る。天津市都市管理委員会の発表によると、天津市の2019−20年の暖房シーズンの地熱暖房供給面積は3405万平方メートルにのぼった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月1日