訪米中のマクロン仏大統領は11月30日、米国の国会議員及びビジネス関係者との昼食会で、米国が自国の産業を支援するため打ち出した「インフレ削減法案」が仏企業にとって急進的すぎると批判した。AFP通信が11月30日、伝えた。
マクロン氏は、「米国側は欧州の同盟国と相談せず同法案を可決した。現在は食い違いの解消を余儀なくされている。これらの措置は仏企業にとって急進的すぎる。米国の問題を解消するかもしれないが、我々の問題を増やす」と批判した。マクロン氏は米国側に、貿易問題をめぐり欧州とより直接的に調整するよう求めた。「米国がEUとより広範な貿易問題について協議しなければ、欧州で大量の雇用が失われる」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月2日