浙江省は中国アフリカ貿易の主な省の一つだ。多くの企業がアフリカ諸国で倉庫、工業団地、ECなどのインフラを建設している。南アフリカ国際事業研究所中国アフリカ研究院のローレン・ジョンストン氏は、「浙江省は中国で経済が発展している私営中小企業省級センターの一つであり、より実験性あふれる省の一つでもある。浙江省に位置する消費財センターである義烏市は、アフリカ及び中東各地の数十万のオンライン・オフライン取引業者を集めている。EC大手のアリババとその世界EC貿易プラットフォームプログラム(eWTP)の本部も浙江省にある。エチオピアとルワンダでもeWTPの拠点が設置されている」と述べた。本部をワシントンに置く「Stimson Center」の中国事業責任者の孫雲氏は、「浙江省はアフリカとの経済交流の長い歴史を持つ。浙江省とアフリカの昨年の貿易額は前年比17.2%増の434億ドルにのぼった」と述べた。浙江省の中国アフリカ関係研究員の温美珍氏(音訳)は、「浙江省の多くの企業もアフリカ市場の開拓に取り組んでいる。彼らは国有企業ではないが、より柔軟だ」と述べた。4日付香港紙「南華早報」が伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月6日