世界は2022年のドル高を受け、ドルが世界経済に苦しみをもたらす能力を持つことを認識した。投資家は現在、ドル高はすでに終りを迎えたと楽観している。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」(電子版)が2022年12月30日に伝えた。
WSJドル指数で計算すると、2022年12月28日までの2022年は8.9%のドル高となった。同指数は米ドルのその他16通貨に対する価値を追跡する。これは年間としては2014年以来のドル高となったことを意味する。同指数は2022年9月末に頭打ちし、2001年以降の最高水準となった。
しかし投資家がドル高が終わると予想すると、ドルは2022年末に守りに転じ、頭打ち以降に約半分下げ戻した。多くの投資家は2022年のドル高に一時為す術を失った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月3日