地方の両会(人民代表大会、政治協商会議)が最近、開催されている。各地は2022年の成績表を発表し、2023年の経済発展目標を決定した。
星図金融研究院の付一夫上席研究員は「証券日報」の取材中、「各地が決定した23年の経済発展目標を見ると、経済回復への期待感が満ち溢れている。多くの1級・新1級都市は経済力が強く、産業の基礎がよりしっかりしており、成長の原動力が相対的に見て十分であるため、成長率の目標達成に期待できる。同時に各地は金融の手段により経済成長目標の達成を促進できる」と述べた。
記者の一部の統計によると、8日までに済南市、青島市、長沙市などの6都市が23年の経済成長率の目標を発表しており、その数値は5.5-7%の間に集中している。
昨年12月中旬に開かれた中央経済工作会議では、「中国経済の回復の基礎は依然として堅固になっておらず、需要収縮、供給ショック、期待低下の三重の圧力が依然として強く、外部環境が混乱しており、中国経済への影響が強まっている。しかし中国経済は強靭性と潜在力が高く、活力が十分であり、各種政策の効果が持続的に顕在化していることに注意が必要だ。来年の経済運行は全体的に回復する見込みだ。経済活動に取り組む揺るぎなき自信を持つべきだ」と指摘された。
付氏は、「感染対策の最適化調整に伴い、各業界が正常な運行の軌道に戻りつつある。経済の盛り返しは23年の各地の最重要任務だ。基準となる22年の数値が低かったことを考慮すると、中国経済は23年に力強い反転上昇を迎える見込みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月9日