新型コロナウイルス感染症の「乙類乙管」後の移民管理最適化政策措置が8日、正式に実施された。中国は国際的な感染状況と各方面のサービス保障能力に基づき、試行・先行の原則に基づき中国公民の出境旅行を秩序正しく再開する。
マッキンゼー・アンド・カンパニーのアジア観光事業責任者であるスティーブ・サクソン氏はメディアの取材に応じた際に、「コロナ前は世界の出境旅行客のうち最も多かったのが中国人で、2019年は延べ約1億5000万人にのぼった。今年の夏までに中国人客の出境旅行に占める割合はコロナ前の約5割に回復する」と述べた。
海外旅行の目的地は今年の春節中、多くの中国人客を迎える見込みだ。携程のデータによると、今月5日までの春節7連休中の海外旅行予約件数は前年同期比で540%増加しており、その料金は平均で前年同期比32%増となっている。うち豪メルボルン行きの予約は50倍以上、タイ・バンコク行きは10倍以上増えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月10日