国連が25日に発表した「2023年の世界経済情勢と展望」という報告書によると、今年の中国の経済成長が4.8%に達し、中国の経済回復が地域全体の成長をサポートする見通しだ。国連高官は、中国は強力な財政・通貨政策を維持しているため、今後一時期において中国の国内消費需要が上昇するだろうと話す。
同報告書によると、新型コロナ感染症、ウクライナ危機、高インフレなどの影響で、2022年に世界経済が大きな打撃を受けており、2023年も世界経済が引き続き下押し圧力を受けることになる。2023年の世界経済成長率は2022年の約3%から1.9%に低下する見通しだ。2023年のEU、米国、日本の経済成長率はそれぞれ0.2%、0.4%、1.5%になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月28日