国家統計局がこのほど発表したデータによると、昨年の中国の全社会の研究・試験開発経費(以下「研究開発費」)は2桁台の伸び率を維持し、規模で3兆元という新たな大台に乗った。研究開発費投入強度(対GDP比)の伸び率は高く、2.55%にのぼった。
初歩的な計算によると、昨年の中国の研究開発費は前年比10.4%増の3兆870億元で、初めて3兆元の大台に乗った。第13次五カ年計画(2016−20年)より7年連続で2桁台の伸び率を維持した。不変価格で計算した研究開発費の伸び率は8.0%で、第14次五カ年計画の「全社会の研究開発費の伸び率は年平均7%以上」という目標を上回った。
基礎研究経費が増加を維持し、オリジナルのイノベーションに新たな進展があった。初歩的な計算によると、昨年の中国の基礎研究経費は前年比7.4%増の1951億元で、研究開発費に占める割合は6.32%と4年連続で6%を上回った。中国のオリジナルのイノベーション力の持続的な向上に向け積極的な効果を発揮した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月28日