春節連休は国内消費市場の動向を観察する重要な窓口とされており、今年はさらに特殊だ。中国の感染対策最適化後で初の春節連休を受け、国際機関、各界の観測筋、市場トレーダーは、各種データから中国経済の温度と潜在力を探ろうと急いでいる。今年の春節の力強い成長により、多くの国が強い熱を感じている。東南アジア諸国は春節の「勝者」とされ、欧州なども今後徐々に多くの中国人客を迎えることが期待されている。低迷する世界経済にとって、これが喜ばしいメッセージであることは間違いない。これは新鮮な血液と活力が各国の就業者にもたらすメリットが、目にし手にすることができるものであることを意味している。
特に注意すべきことだが、多くの先進経済体と異なり、中国の政策の余地は依然として大きい。中国ではすでに多くの国で起きている、深刻な物価高や食糧・エネルギーなどの危機が発生していない。これは中国経済が、現在の世界にとって貴重品である、高い能動性と確実性を持つことを意味する。実際に世界の資金が中国市場に流入している。中国の経済成長の勢いを受け、香港ハンセン株価指数が6週連続で上昇している。今月の14%高はさらに、「少なくとも過去30年で最高のスタート」を象徴している。ブルームバーグは、楽観的なマインドが続けば、CSI300指数は次の月曜日に強気相場を迎える可能性があると予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月28日