最近「ChatGPT」という対話式AIシステムが突如流行し、ネット上で話題になっている。
質問に必ず、堂々と回答する。この不思議な人とAIの交流により、人々がChatGPTに何を質問しようと頭を絞り、ユーザー数が激増している。同システムは2カ月以上前に米国のAI研究会社のOpenAIがリリースしたもので、今年1月にアクティブユーザー数が1億人にのぼった。過去に例のない増加ペースだ。
海外メディアの報道によると、複数の海外テック大手が巨額の資金を投じ、モデルとAI生成コンテンツの事前訓練を行っている。記者の調べによると、国内でも多くの科学技術機関及び企業が関連事業を展開している。
IDEA研究院(粤港澳大湾区デジタル経済研究院)コグニティブコンピューティング・自然言語研究センターの科学者である張家興氏は、「同センターはすでに長期的に取り組んでおり、国内最大のオープンソースのモデルシステムである封神榜を持つ。すでに公開されている98のモデルが中国のAIGCの発展を全力でサポートしている。各分野に適したパーソナライズ・カスタマイズ可能なモデルの研究開発を模索しており、すべての自然言語処理(NLP)任務をサポートできる」と述べた。
記者の調べによると、百度はすでにChatGPTに類似する関連技術の開発に取り組んでいる。同プロジェクトの名称は「文心一言」(英語名は「ERNIE Bot」)で、3月に内部テストを完了した後に一般公開される。
科大訊飛は8日夜、投資家交流プラットフォームで、「当社はコグニティブインテリジェンス分野で6大類・40超の汎用分野の一連の中国語事前訓練言語モデルを公開しており、昨年12月に生成型事前訓練ビッグモデル任務の難関攻略を開始した。AI学習装置は同技術を真っ先に導入する製品で、今年5月に製品版を発表する」と回答した。
また360公司は7日の投資家交流プラットフォームで、同社もChatGPTに類似するオリジナル製品を早急にリリースする計画だと明かした。「AIGC技術は検索エンジンの応用の他に、デジタルセキュリティ能力の強化をアシストできる」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月10日