さまざまな祝日の後押しを受け、飲食業界は今年の幸先の良いスタートを切り、現在もペースを保っている。2月14日の「バレンタインデー」に、「ロマンチック経済」が消費刺激のバトンを受け取った。多くのレストランは2週間前から同日の予約を終了した。美団のデータによると、2月13日現在の「デートに使えるレストラン」の検索件数が前年同期比で349%増加しており、2月14日の予約件数も大幅に増えている。
旺盛な消費の需要を受け、多くのレストランが満席になっている。北京市のレストランで働く店員は13日、「証券日報」に「特殊な祝日をより良く過ごそうと、多くの消費者が1カ月半前から席の予約を始めた。長安街の夜景を眺められるため、当店はディナータイムの17−20時と20−22時のみに営業するが、2週間前にすべての席が予約で埋まった」と述べた。
また多くの店が2月14日の勢いを借り、メニューとサービスを工夫している。
北京市飲食業界協会の安少寧秘書長は記者に、「今回の予約の活況は、春節や元宵節の旺盛な需要の延長線上にある。多くのレストランは今年、各種コースメニューの販売などで消費者を集めている」と述べた。
飲食企業の他に、ECプラットフォームも特色ある花束を販売し、在庫を増やした。叮咚買菜の花専門家の羅傑氏は、「今年は低温の影響を受け、多くの花の生産地のバラの生産量が供給に追いついていない。さらに景気回復により花市場の需要が旺盛になり、今年は予約が好調だ。当社は昨年より提携先とコミュニケーションを維持し、バラの生産量と生産の動きを注視し、春節前に花の準備作業を終えた。在庫は昨年全体と比べ倍増した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月14日