3月1日に開かれた「権威部門話序盤」シリーズのテーマ記者会見で、財政部の劉昆部長は、「2023年の積極的な財政政策強化は効果を向上させ、穏中求進(安定しつつ前進を目指す)という作業の全体基調を表し、需要と可能、現在と長期、発展と安全の多方面に配慮している」と述べた。
劉昆氏によると、「強化」は財政政策の拡張を適度に強化することを指し、主に以下の3つに重点を置いた。
1つ目は、財政支出。2022年の全国の一般公共予算支出26兆600億元を基礎に、今年は財政収入、財政赤字、利子の補助などの政策ツールを統一的に計画し、財政支出規模を適度に拡大する。
2つ目は、特別債への投資けん引。地方政府の特別債の規模を合理的に調整し、投資分野と資本金の範囲を適度に拡大し、投資のけん引力を持続的に形成する。
3つ目は、資金力の低下。中央の地方への移転支出を持続的に増やし、困窮地区と未発達地区に重点を置き、末端の「三保」(基本的な国民生活、給与、末端政府の運営の保障)のボトムラインをしっかり守る。
「効果向上」は、政策効果の向上を指す。まず、税優遇策を整備し、的確性と方向性を強化し、企業の苦境脱却支援に力を入れる。もう一つは、財政支出構造を合理化し、財政資金の「少しの労力で最大の効果をあげる」という効果をより発揮し、全社会の投資拡大を効果的にけん引し、消費を促進する。また、通貨、産業、科学技術、社会政策の連携を強化し、政策の相乗効果を形成し、経済運行の全体的な好転を推し進める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月1日