鵬城実験室(以下「同実験室」)が13日に発表した情報によると、同実験室が中心になり策定したデジタル網膜システム国際標準がこのほど、IEEE-SAで正式に発表された。同標準は世界初のEdge-to-Cloud技術の国際標準だ。
同実験室は深セン市にある、中央が設立を批准した突破型・けん引型・プラットフォーム型を一体化させたネットワーク通信分野の新型科学研究機関だ。戦略的・先見的・基礎的な重大科学問題及び基幹中核技術の研究を展開する。
同実験室からの情報によると、デジタル網膜システムは「特徴をリアルタイムで収集し、動画を需要に応じ取得し、モデルをオンラインで更新する」が中心的な特徴の視覚計算システムの新モデルで、視覚ビッグデータのリアルタイム解析及び処理を実現した。従来の視覚システムのブロードバンド、計算、ストレージなどの面の資源のネックを解消し、より効果的な視覚感知計算システムを形成した。スマートシティ、スマート交通、スマート製造などの分野で高い将来性を持つ。
今回発表された国際標準は、デジタル網膜システムの参考アーキテクチャ、技術的特徴、機能面の要求などの内容を定義した。整った科学的で合理的なデジタル網膜標準体系の策定の基礎を固めた。科学研究者は今後、デジタル網膜関連標準の策定・試験・検証などに取り組み、デジタル網膜標準のエコシステムを構築し、デジタル網膜標準を国際的な影響力を持つ先端技術標準にする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月14日