西北部の砂漠にある風力・太陽光発電大型拠点、東北部にある揚水発電所など、多くの新エネ重大プロジェクトがこのほど集中的に着工された。各地の産業構成に新たな動向が見られ、水素エネルギーや蓄エネなどの1兆元規模の市場が徐々に形成されている。「新エネ+石炭火力発電」「新エネ+蓄エネ・水素エネルギー」結合の発展が重要な方向になっており、エネルギー安全に力強いサポートを提供し、経済成長に原動力を注ぐ。
一部の統計によると、全国ですでに30弱の省が「十四五」新型蓄エネ計画もしくは新エネ設置・蓄エネ文書を発表している。数十の省(直轄市)及び地域が水素エネルギー産業発展計画、実施案、もしくは行動計画を発表している。
例えば先ほど発表された「寧夏回族自治区のエネルギー分野のCO2排出量ピークアウトの実施案」によると、2025年までに全区の新エネ発電設備容量は5000万kWを超えなければならず、5500万kWを目指す。同時に水素エネルギー製造・輸送・保管・使用の全チェーンの発展を同時進行させ、25年までにグリーンな水素製造規模を年間8万トンにし、1日あたりの水素充填能力が500キログラム以上の水素ステーション10軒の完成を目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月19日