米国の中小企業にとって、シリコンバレー銀行の経営破綻がもたらした「悪夢」は終息には程遠い。ブルームバーグが18日に伝えた。
ある研究報告によると、米国の186の銀行にシリコンバレー銀行のようなリスクが存在し、その半数が経営破綻しただけでも米連邦預金保険公社(FDIC)は充分な資金を提供できなくなる。そうなればFDICの3000億ドルの保証対象の預金にリスクが生じる。また米国の中規模の銀行を代表する業界組織「中規模銀行連合(MBCA)」は、今後2年内にすべての預金を保険対象とするようFDICに呼びかけている。この措置は「小規模銀行の預金の流出を直ちに阻止」し、銀行業の安定と自信の回復を促進できると称した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月20日