第7回中国工業大賞受賞リストが19日に発表された。19社と19件のプロジェクトが中国工業大賞を受賞した。この中国工業分野で最高の栄誉とされる受賞リストの中には、科学工業新材料やゴム・タイヤ基幹技術のほか、精密銅管スマート製造システム、産業省エネ・自動化プランなどがある。産業の基礎から先端技術に至り、鉄鋼・石油化学、自動車製造、衣料品、バイオ医薬品などの数多くの分野が含まれる。
このリストは中国製の確かな実力を示す、工業の高品質発展の証明だ。また、イノベーションけん引を絶えず強化し、チェーン補強にしっかり取り組み、ミドル・ハイエンドに向かう中国の工業の力強い歩みを見て取ることができる。
先端に焦点を絞り、イノベーションで主導権を握る
リストを整理すると、先端・ハイエンドへのブレイクスルーがその共通する特徴となっている。これらの受賞企業はテックイノベーション、成果の転化の促進などの面で他者に先駆け、新たな天地を切り開こうとしている。
例えば特殊鋼分野では、興澄特鋼が72件の国家・業界標準を発表した。重大設備やレール橋梁交通などの需要をめぐり、重点プロジェクト及び基幹中核基礎部品の国産化応用を実現する多くの特殊鋼新材料を開発した。バイオ医薬品分野では、ハイアール生物医療がアクティブ航空気温制御コンテナ中核技術のブレイクスルーを達成し、ワクチンや薬品などの国際輸送にプランを提供した。バッテリー及び蓄エネ分野では、寧徳時代がリチウム電池業界にとって2カ所目となるライトハウスを完成させ、動力電池の車両搭載量で長年に渡り世界一を維持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月20日