中国ラオス鉄道は中国の雲南省昆明市とベトナムの首都ヴィエンチャンを結び、「一帯一路」提唱の中で中国側が主な投資者となり、全線に中国の技術基準を採用し、中国の設備を使用し、中国の鉄道網と直接繋がる最初の国際鉄道である。
開通以降、国境を跨ぐ列車と貨物輸送量は増加し続けている。中国ラオス鉄道は全長1035キロメートルで、北の昆明から南のヴィエンチャンまで運行し、運営開始から15カ月が経過した。3月、国際貨物輸送列車はラオス、タイ、ミャンマーなどの国に開通し、運行本数は1日最多8往復に増加し、輸送量は300万トンを突破した。
中国鉄道昆明局集団普洱車務区間の磨憨駅の王俊峰副駅長は取材に対し、以下のように話した。大量の日用品、電子製品、花、果物・野菜が中国ラオス鉄道を通ってラオスや周辺国に輸送される。同時に、東南アジア周辺国の優れた商品や果物も中国市場に輸送される。食料と新鮮な水産物の入国は税関総署の検査手続きに組み込まれ、近く運営を開始することになっている。
現在、磨憨鉄道検査所の通関時間は以前の40時間以上から5時間以内に短縮され、中国・ラオス双方は旅客列車の運営についても話し合い、年内の実現を目指している。「黄金大ルート」と称される中国ラオス鉄道は山と川を越え、友情を築き、相互利益を実現する「スピード」をつけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月25日
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