香港は外貨準備が潤沢で、リンク為替制度が成熟し基礎も安定している。銀行システムの流動性が全体的に充分で、金融機関が穏健に運行しており、オフショア人民元事業が健全に発展している。香港金融管理局と中国人民銀行が結んだ通貨スワップ協定は、香港の人民元資金プールのさらなる深化と発展を促す。同時に香港の金融システムと大陸部は持続的に、南北双方向の滬港通、深港通、債券通、越境理財通などの相互接続メカニズムの構築を強化している。香港はまた債務ツール中央決済システム(CMU)をアジアの主要な国際証券集中保管機関(ICSD)に発展させ、香港と大陸部の金融インフラの連結を通じ域外投資家に安全で効率的な資産取引チャネルを提供することを積極的に検討中だ。香港金融管理局はこのほど、「国際金融センターである香港は各ビジネス活動に伴う資金の流入と流出を頻繁に処理するが、金融管理局は金融業界及びその他の利害関係者と緊密な連絡を維持し、香港金融市場の持続的な発展を促す」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月24日
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