アジア開発銀行(ADB)が4日に発表した「アジア経済見通し2023(4月版)」によると、感染対策の最適化調整に伴い、住民の消費の需要が徐々に回復することで、中国の今年の経済成長率が5%に上がると予想した。
ADB駐中国代表所首席代表のSafdar Parvez氏は、「感染症の苦しみを経て、ついに新たな春を迎えた。中国経済の回復は中国自身のみならず、アジア太平洋ひいては世界経済の成長にとっても非常に重要だ」と述べた。
ADB駐中国代表所経済計画・戦略研究部主任の萩原景子氏は、「中国経済の回復と開放は、アジア太平洋の経済成長に駆動力を提供する。アジア太平洋全体の今年と来年の経済成長率は4.8%にのぼり、2022年の4.2%を上回る見込みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月6日