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間もなくメーデー連休(今年は4月29日から5月3日まで)に入る。中国の出境旅行の予約状況を見ると、アジア諸国の観光が回復中だが、長距離の航空券の料金が上がり、便数が不足していることから、現在の数値は依然としてコロナ前の水準を下回っている。英ロイター通信が19日に伝えた。
中国オンライン旅行会社の携程のデータによると、連休中の出境旅行の予約件数は4月上旬と比べ157%増加している。ところが中国で出境旅行が規制されてから3年になり、航空会社の輸送力が完全に回復しておらず、潜在的な消費者の需要が依然として低迷していることから、中国の出境旅行のピーク時とは比較にならない規模だ。
試算によると、2019年には1億5500万人の中国人が域外を旅行しており、域外での消費額は1338億ドル超にのぼった。中国大陸部から東南アジアに向かう航空券の料金は今年3月、前年比で49%低下した。中国人客の回帰は現地の経済にとって極めて重要だ。彼らは2019年の夏に、タイ、ベトナム、日本、韓国のすべての観光客の30-35%を占めた。特にタイやフィリピンにとって、中国人客はコロナ前に現地の経済成長を力強く支えた。オーストラリアもコロナ前は中国人客が最も多かったが、現在は依然として回復が緩慢だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月21日
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