中国・中東欧諸国博覧会並びに国際消費財博覧会は、中国と中東欧の経済・貿易協力を掘り下げる重要な架け橋、紐帯だ。第3回中国・中東欧諸国博覧会は今月16-20日にかけて浙江省寧波市で開催される。国務院新聞弁公室は5日の会見で関連状況を紹介した。
商務部の李飛副部長は会見で、「中国・中東欧諸国協力メカニズムが2012年に構築されてから、双方の経済・貿易協力には多くの積極的な進展があった」と述べた。
双方の貿易規模が持続的に拡大。中国と中東欧諸国の2012年以降の貿易額の年平均増加率は8.1%で、中国の中東欧諸国からの輸入額の年平均増加率は9.2%。双方の今年第1四半期の貿易額は1.6%増の333億ドルで、全体的に安定的で好転するスタートを切った。
双方の投資協力が日増しに緊密に。李氏は、「中国と中東欧諸国の双方向の投資規模は現在までで200億ドル弱にのぼっている。中国の今年第1四半期の対中東欧諸国全業界直接投資額は前年同期比で148%増と大幅に伸びた。中国企業は対中東欧諸国投資の強い意向を持ち、投資先は自動車部品、家電、医薬品、物流、エネルギー、鉱産物などと多岐に渡る」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月6日