中国商務部(省)の束珏婷報道官は11日、「今年3月末現在、中国の中央アジア5ヶ国への直接投資残高は150億ドル(1ドルは約134.5円)を超え、完成工事高は累計639億ドルだった」と述べた。中国新聞社が伝えた。
中国の統計によると、2022年に中国と中央アジア5ヶ国は目標としていた貿易額700億ドルを前倒しで実現し、今年1-3月の貿易額は前年同期比で22%増加し、力強い発展の勢いを示した。
貿易構造も一層最適化された。22年には中国の中央アジア諸国からの農産物、エネルギー・鉱産物製品の輸入が同50%以上増加し、中国の中央アジア諸国への電気機械製品の輸出は同42%増加し、中国・中央アジア間の越境EC貿易額は同95%増加し、中央アジアの企業300社近くが中国のECプラットフォームに出店し、中央アジアの質の高い特色ある製品がますます多く中国市場に投入されている。
投資を見ると、今年3月末現在、中国から中央アジア5ヶ国への対外直接投資残高は150億ドルを超え、完成工事高は累計639億ドルになった。
束報道官は、「商務部は中央アジア各国の経済貿易当局とともに、このたびの中国-中央アジアサミットを契機として、貿易投資の良好な流れを強固なものにして発展させ、中国-中央アジア経済貿易協力をさらに次のステージへ推進していきたい」と述べた。
人民網日本語版 2023年5月日