深セン市はこのほど、AIの高品質発展と高水準応用の促進を加速する行動案を発表した。基金資源を統合し、1000億元規模のAI基金クラスタを形成するとした。また、スマート計算力クラスタの供給の強化、基幹・中核技術及び製品のイノベーション力の強化、産業集積水準の向上、全域・全時間シーンの応用の構築、データ及び人材要素の供給の強化などの支援を拡大するとした。
深センはさらに、公共サービス及び都市ガバナンスにおけるAI応用シーンを拡大する。例えば医療・保健機関で臨床方針決定補助、医療画像診断補助、医療用ロボットなどのAI応用試行を模索・展開する。口岸、空港、高速鉄道駅、地下鉄駅、政務活動施設、科学技術・文化・体育会場、公園、観光地などの公共の場でAI体験シーンを構築する。パトロールや環境衛生分野で巡らロボットや清掃ロボットなどの応用を先手で展開する。消防監督管理、食品安全監督管理、建築物施工安全などの分野で画像認識、動画分析、監視などのAI応用を展開する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月10日