統計は世界の要素資源の再編、世界の経済構造の再構築、世界の競争構造の変化において肝心となり、データバンクはデータを保存・処理するコア技術として世界経済の新たな牽引力になっている。
中国通信標準化協会と中国情報通信研究局はこのほど、2023トラステッドデータバンク発展大会を開催した。大会で発表された『データバンク発展研究報告(2023)』は、デジタル化の推進とデータ量の爆発的増加に伴い、各分野の応用によるデータバンクの需要の変化はデータバンクの技術の迅速な革新、世界のデータバンク産業の急成長を促し、中国は第一梯隊に邁進したと示した。
報告によると、2022年の世界のデータバンク市場の規模は833億ドル、中国の市場規模は59億7000万ドル(約403億6000万元)で、世界の7.2%を占めた。2027年までに、中国の市場規模は1286億8000万元に達し、年平均成長率(CAGR)は26.1%になる見通し。2022年の公共クラウドデータバンクの市場規模は219億1500万元で市場全体の54.3%を占め、2021年より51.6%成長。中国の公共クラウドデータバンクの市場規模は初めて50%を上回り、2023年にはさらに59.8%に拡大し323億1600万元に達する見通し。
騰訊クラウドデータバンクの王義成社長が言うように、ITの急発展に伴い、企業はデジタル化が効率と競争力を向上させるうえで重要であり、データバンク技術は肝心な役割を発揮することを認識するようになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月10日