貿易額が増加を維持
中国の上半期の物品貿易額は前年同期比2.1%増の2兆8000億ドルだった。中国税関総署が発表したデータによると、中国の上半期の輸出額は3.7%増、輸入額は0.1%減。
記事は、「輸出増は中国経済の強靭性を示し、輸入の小幅減は西側の保護貿易政策への反応だ」と分析・指摘した。
貿易データによると、中国の上半期の対ASEAN貿易額は前年同期比5.4%増、対EUは1.9%増、対「一帯一路」沿線諸国は9.8%増だった。
それとは対照的に対米は8.4%減だった。米ダラス連銀が最近、「メキシコが米国最大の貿易相手国となったことは、中米間の摩擦の裏付けだ。米国・メキシコの貿易増に伴い投資額と調達価格が上がり、米国企業と消費者がこれを負担することになる」と指摘した通りだ。