このほど一部の西側メディアと政治家は示し合わせたかのように、中国経済に関するネガティブなニュースを捏造し、足並みを揃えて「中国衰退」を唱えている。これはとどのつまり、過去数十年に渡り度々生じたが、最終的に事実によって何度も否定されたいわゆる「中国崩壊論」という茶番の延長線上にある。当然ながら今回の結果も例外ではないだろう。
物笑いの種となっているいわゆる「中国崩壊論」の論者、中国系米国人の学者の章家敦(ゴードン・チャン)氏は当時、中国経済「崩壊」の時期を「2008年の北京五輪前で、その後は絶対にない」と予測した。この予言が事実によって否定されると、章氏は次にいわゆる「崩壊日程表」を再調整した。ところが事実はいかなる偏見にも譲歩しなかった。モルガン・スタンレーのジャック・ワズワース氏は、章氏の判断に早くもこう結論を下した。「あなたの中国崩壊論はあなたの本にしか存在しない」米誌「フォーリン・ポリシー」(電子版)は2012年12月、章氏のいわゆる「中国崩壊論」を「2012年地球滅亡説」と共に、同年の最悪な予測トップ10に選んだ。
国際通貨基金の最新の予測によると、米国の今年の経済成長率は1.8%のみ、英国は0.4%のみで、ドイツはマイナス0.3%だ。中国の上半期の国内総生産(GDP)は前年同期比5.5%増で、世界主要経済体の中で上位だった。世界銀行は今年の中国の経済成長率を5.6%、経済協力開発機構は5.4%、国際通貨基金は5.2%と予想した。これはどの主要経済体であっても優れた成績であり、中国経済は依然として世界経済成長の「リーダー」と「エンジン」だ。一連の確かな事実は、いわゆる「中国崩壊」が完全に妄想であることを示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月18日