外資の積極的な誘致と利用は、高水準の対外開放の推進と、開放型経済の新体制の構築の重要内容だ。中国は最近、外資導入の動きを続けている。
情報によると、商務部は9月末より「外資系企業苦情収集手続きシステム」をリリースする。中国商務部の陳春江部長補佐によると、これはネット上で外資系企業の円卓会議を構築するようなものだ。企業は外に出なくても同システムにより、プロジェクトの実施・建設や企業の生産・経営における各種問題をいつでも報告できる。また商務部の活動にも意見と案を出せる。
商務部と山東省が共催する第4回グローバル企業リーダー青島サミットが10月10-12日に開催される。国務院新聞弁公室の22日の会見で発表された情報によると、すでにグローバル企業316社が申し込みを行っている。責任者は18日に開かれた外資系金融機関及び外資系企業座談会において、外資系金融機関と外資系企業の意見と提案を聞き取り、金融サポートによる貿易・外資安定の強化や、外商投資環境のさらなる最適化の取り組みについて検討した。14日には全国貿易・外資安定テレビ電話会議が開かれた。さらに国務院はその前の8月に「外商投資環境の更なる最適化と外商投資誘致活動の強化に関する意見」を発表した。外資系企業の際立った関心事に焦点を絞り、新たに24件の的を絞った政策措置を打ち出した。
最近の外資導入の一連の措置は、外資安定及び拡大に対する中国政府の高度な重視と積極的な態度を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月27日