多くのグローバル企業重役が今年に入り相次いで中国を訪れている。彼らは、中国市場は「選択科目」ではなく「必修科目」であり、対中投資を持続的に拡大し中国市場を深耕すると表明した。
太古可口可楽(蘇州)飲料有限公司がこのほど着工した。プロジェクトの投資総額は20億元。これは太古可口可楽(スワイヤ・コカ・コーラ)の中国における最大の戦略的投資だ。
太古可口可楽の蘇薇総裁はメディアに対して、「当社の今後10年の中国大陸部への投資総額は120億元を超える見込みだ。これは当社の揺るぎない自信と持続的な発展の現れだ。当社は中国市場の無限の潜在力に期待し、高水準の対外開放の新たなチャンスとエネルギーを共有し、さらには中国市場と共に成長することを願っている」と述べた。
シーメンスのローランド・ブッシュCEOは今年、年内の20億ユーロのグローバル投資の一部として中国に約1億4000ユーロを投資すると表明した。シーメンスの中国における市場シェアを「守り、拡大する」という。
TCPグループ紅牛(レッドブル)飲料広西生産拠点プロジェクトが着工した。投資総額は約13億元。BASF湛江フェアブント合成ガス施設が着工した。湛江フェアブントはBASFにとって最大の投資プロジェクトで、投資総額は100億ユーロにのぼる。フォルクスワーゲン・グループは小鵬汽車に約7億ドルの増資を行うと発表した。
上海英国商界のスチュアート・ダン執行会長は中新財経の取材で、「英国の対中投資は今年上半期に前年同期比で135.3%増加した。これは英国企業の中国市場への興味と約束を示した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月27日