北京市で18日、第1回通州・世界発展フォーラムが開かれ、出席した英国の著名な学者で中国問題に詳しいマーティン・ジャック氏が、海外網の独占取材に応じた。
同氏は今年の中国経済のパフォーマンスを高く評価し、特に新エネルギー車分野の成長は目覚ましいと語った。中国式現代化という概念についても「含蓄に富み、発展途上国が現代化する上で参考になる」と評価した。
最新の統計によると、中国の新エネ車の生産・販売台数は8年連続で世界一となった。新エネ車は中国の自動車産業の転換と高度化、質の高い発展に新たな道を切り開いた。
同氏は、中国政府はガソリン車から電気自動車への移行の重要性を十分に認識するなど先見の明があり、国内企業に新エネ車分野での研究開発や投資を行うよう働きかけていると指摘。中国はこれまで、自動車製造の分野で日本やドイツ、米国などに後れを取っていたが、ここ数年、新エネ車分野で急速な発展を遂げ、目覚ましい成果を上げてきたと評価した。
その上で「中国の新エネ車メーカーは素晴らしく、世界で破壊的な技術革新を起こす可能性がある。(その発展の成果は)中国人による継続的な技術革新の結果であり、新エネ車はその一例だ」と賞賛した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月26日